またGenesisの活動の合間に故Peter Banks(ex-Yes、Flash)を加えてのライヴ企画バンド”Zox and the Rader Boys”を結成していたPhil Collins。 前述のバンドを母体に故Peter Banksが”Empire”結成・活動に移行、更にはGenesisの看板ヴォーカリストPeter Gabriel脱退騒動後のバンド活動空白期も加わりバンドに合流。
活動を継続するものの主催者Morris PertがMike Oldfieldとの活動で離脱。されど今度はGenesis等で御馴染み”Charisma”が獲得に乗り出し契約締結。 四人編成として再スタートを切ったGenesisの新作”A Trick of the Tail”制作と並行して再びデビュー作の制作に乗り出す.........................という経緯がございます................................................. (今作制作後にMorris Pertは復帰となりますが......................................)
商品説明
御存知!名手Percy Jones/John Goodsall/Phil Collins参加 Brand X 大傑作1st「異常行為」 日本独自高音質紙ジャケット仕様限定盤 国内盤中古でございます。非常に状態の良い中古でございますが、盤に擦り傷、帯背に色褪せがございます。
日本独自高音質仕様でございますが、本国マスターのデータ化で現在主流の情報量重視で知られるフラットマスタリング方式を採用した音源を使用した模様。
厳密に言えばリマスターでございませんがオリジナルに即しており、良心的な音質となっております。
三十年前に日本独自でリマスター再発が為されており、現在とは雲泥の差ではございましたが案外良心的な音質でございました。
その後もリマスター再発が為されましたが、あまり変わらないのでは?との指摘がございます。
初期作のスタジオ作制作エンジニアはStephen W.Taylor(Bruford、U.K.手掛ける)で、後にかのRupert Hine配下でHoward Jones等テクノ系を手掛ける方でございます。
音造りが非常に特徴的でテクノ系に繋がるものという感があり、それが絡む感がございます................
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い。
Percy Jones(B、Per、Marimba、後にDavid Sylvian、Tunnels)、John Goodsal(G、後にFire Marchants)、Robin Lumley(Key他)、、Phil Collins(Ds&Per、Vo、Vibraphone、当時Genesis)となります。
なお、ゲストにJack Lancaster(Sax)の参加がございます。
プロデュースはバンド自身とDennis Mackey(初期Al Di Meola、Stanley Clarke、Judas Priest”Stained Class”、Alcatrazz等手掛ける)となります。
1975年9月~10月英国・ロンドン、かの”Trident Studios”での制作となります。
世界的なクロスオーヴァー・ブームの最中、1975年かの名パーカッション奏者Morris Pertを中心として結成。
またGenesisの活動の合間に故Peter Banks(ex-Yes、Flash)を加えてのライヴ企画バンド”Zox and the Rader Boys”を結成していたPhil Collins。
前述のバンドを母体に故Peter Banksが”Empire”結成・活動に移行、更にはGenesisの看板ヴォーカリストPeter Gabriel脱退騒動後のバンド活動空白期も加わりバンドに合流。
かの”Island”の契約を得てデビュー作の制作に臨み完成するものの思う様な成果が得られず、またレーベルの意向でお蔵入り。
活動を継続するものの主催者Morris PertがMike Oldfieldとの活動で離脱。されど今度はGenesis等で御馴染み”Charisma”が獲得に乗り出し契約締結。
四人編成として再スタートを切ったGenesisの新作”A Trick of the Tail”制作と並行して再びデビュー作の制作に乗り出す.........................という経緯がございます.................................................
(今作制作後にMorris Pertは復帰となりますが......................................)
さて今作。
当時の世界的なクロスオーヴァー・ブームの影響下ではございましたが、英国ジャズ・ロック/クロスオーヴァー系中心で幾分現代音楽絡みの音楽性でございます。
されど、プログレッシヴ・ロック系のみならずHR/HM系や民族音楽系というアクの強い個性が更に融合した音楽性で当時の世界的なクロスオーヴァー系とは一線を画す感がございます。
(プログレッシヴ・ロック絡みという事もあり)非常にスリリングで複雑な演奏・アンサンブルではございますが、細やかさが伴うもの。
メロディ重視もあり、案外音楽性の難解さが薄いものがミソでございます。
また当時の英国ジャズ・ロック/クロスオーヴァー・シーンやその周辺(現代音楽系)との絡みを音楽面で垣間見る感があり、非常に興味深いものとなっております。
Percy Jonesの存在自体が肝で音楽性含め非常に個性的。
エレクトリック・ベーシストではございますが、奏法やフレーズの有り方にアップライト奏者の感覚を強く持ち合わせている事がミソ。
また当時の(Alphonso Johnson/Jaco Pastorius等)ファンク/グルーヴ等演奏者とは明らかに異とする感があり、フレーズのセンスも民族音楽・前衛が絡み、非常に興味深いもの。
後の異才天才名手Jonas Hellborgが登場致しますが、その演奏・音楽性の基礎となった感がございます。
また後に米国ニューヨークに登場する異才David Fiuczynski等にも強い音楽的影響を与えた感があり、非常に興味深いものでございます。
Percy Jones/Phil Collinsという英国屈指の名リズム隊に注目が当たりますが、Robin Lumley、John Goodsallの演奏にも注目。
共にジャズ/ロック~プログレッシヴ・ロック系ではございますが、後者は明らかにHM/HR系の影響が強いもの。
後に登場するScott Henderson(Tribal Tech)に(音楽面含め)影響を与えた感がございます。
英国では案外なヒットとなり、アメリカでは通が注目という感がございますが、このバンドが与えた影響は非常に大きなもの。
この日本のみならず更にはメジャーのみならずジャズ/フュージョン系名手ミュージシャンのみならず、プログレッシヴ・ロックやHR/HM系名手ミュージシャンの愛聴盤と化し、
時代を超え聴き継がれていく事となります.....
現在では入手が困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。