『不恤緯』 松下村塾刊 吉田松陰 幕末和本

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安政5年 跋
印(松下村塾蔵版記)
虫、しみ、表紙イタミ。

『不恤緯』は、蒲生君平がロシア艦隊の択捉島進出に際し、幕府重臣に提出した海防論の書。
のち吉田松陰が刊行、松下村塾で教本として用い、木戸孝允や高杉晋作は特に熟読したと伝わる。

蒲生君平は儒学者、寛政三奇人の一人。天皇陵古墳を調査、墳という語を初めて用い、著作は考古学資料として重要視される。


江戸時代後期・幕末の尊皇攘夷思想、国防論、対外関係。

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