『長崎 亀山焼染付花唐草文蕎麦猪口 在銘「亀山製」③見込 松竹梅文』江戸後期 珍品 希少品 亀山社中 坂本龍馬 竜馬 そば猪口 ソバ猪口

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サイズは、径8高さ7高台径45㎝です。江戸後期の頃の長崎亀山焼です。口縁部ノミホツ・ざらつきがございます。ニュウはございません。コレクター放出品です。資料① 亀山焼(かめやまやき)は、江戸時代後期の長崎で作られた陶磁器のこと。上質の白磁中国から輸入された呉須による文人画風の絵付けが有名であるが、竹花氷裂文や石畳文など、長崎特有の異国情緒を感じさせる図柄も多い。伊万里に比べ呉須が全体的に濃いのが特長である。製陶期間が約50年と短く、伝世品が少ないことから幻の焼き物と呼ばれ、とくに上手のものは収集家の間で珍重されている。銘は一重四角内に「亀山製」の文字を紋様化したものや、「崎陽亀山製」「亀山」など楷書や行書で記したものが散見される。坂本龍馬の愛用茶碗は亀山焼である。資料 亀山焼は、文化4年(1807)から長崎・八幡町の大神甚五平(おおがみごんべい)らにより、伊良林(いらばやし)郷垣根山(亀山)で焼かれ始めました。初めはオランダ船向けの水がめ等(陶器)を焼いていましたが、のちに中国産呉須(ごす)を用いた格調高い白磁染付(はくじそめつけ)を製作するようになりました。また田能村竹田(たのむらちくでん)・木下逸雲(きのしたいつうん)ら文人による絵付作品でも知られています。慶応元年(1865)頃に廃窯(はいよう)となり、龍馬たちはその亀山焼関連の家屋を借り受けて、亀山社中をおこしたとされています。

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